洋服の青山はなぜ潰れない?やばいと言われるのに存続できている理由とは

本記事は以下のような人にオススメです

洋服の青山ってなんで潰れていないの?

あんなに店舗はガラガラだけど大丈夫なの?
洋服の青山がなぜ存続できているか気になっている人は多いのでは?
結論、以下のようなことが考えられます。
本記事では上記を深堀して洋服の青山がなぜ潰れないのかを徹底解説します。
なぜ存続できているのかも紹介するので、洋服の青山について知りたい人は必見です。
なぜ潰れない?洋服の青山はなんの会社?

洋服の青山はスーツを中心とした紳士服を製造・販売するアパレル企業です。
青山商事株式会社が運営し、全国47都道府県に店舗を展開し、ギネス認定の【スーツ販売着数世界一】を誇ります。
参照元:日本の主なアパレルメーカー「青山商事」/ホームメイト

まさにスーツ系であれば、日本トップクラスの企業です。
近年では100円ショップとの共同出店を積極的に行い、空きスペースを活用し複合型店舗としての効率化を進めています。
洋服の青山はなぜ潰れないと疑問に思われるのか

「洋服の青山はなぜ潰れないのか」と思われる理由は以下の3つです。
なぜ洋服の青山が倒産せずに経営を続けられるのか、関心がある人は必見です。
スーツ需要の減少で売上が落ちている
洋服の青山はなぜ潰れないのかと疑問に思われる理由の1つ目は【スーツの需要が落ちていること】が挙げられます。
近年テレワークの普及やビジネスカジュアルの浸透で、若者を中心にスーツ離れが進んでいるからです。
スーツに関する調査(2024年)では20代の29.1%が「スーツを購入したことがない」と回答しています。
参照元:スーツに関する調査(2024年)

洋服の青山でもスーツ需要の縮小を受けて、全国の店舗で売り場面積を大幅に削減。
若者のスーツ離れに象徴されるビジネスウェア需要の減少で、経営が危ういと感じ「潰れるのでは」と思う人がいるのです。
新型コロナウイルスで店舗への来客が減った
次に新型コロナウイルスの影響で店舗への来客が激減したことが挙げられます。
感染リスクを避けるため、実店舗ではなくネットでスーツを購入する人が増えたからです。

洋服の青山は実店舗を多く展開していたため、来店客数が激減し、売上が落ち込んだよう。
コロナの影響で、以下のスーツが必要なイベントが相次いで中止となったことも来店数減少の要因となりました。
- 成人式
- 入社式
- 結婚式
新型コロナウイルスが一段落した後も、ネットの利用が一般的となり、客足は戻っていません。
ネット上の口コミでも「店舗はいつもガラガラでなぜ潰れないのか」という声が多く聞かれます。
お客さんがいつも少ない
最後に店舗の規模や立地に対して来店客数が少ないことが挙げられます。
規模が大きいにもかかわらず、平日や日常的な時間帯にお客さんが少ないことが目立つ店舗が多いからです。

人件費や店舗費用を賄うためには客数は不可欠です。
しかし、スーツを必要としないカジュアルな服装が好まれる若者層が減少しているため、来店客が少なくなっています。
厳しい状況から「あの広さの店舗で人件費や運営費をまかなえるのか疑問に感じる」という声が挙がるのです。
洋服の青山はなぜ潰れない?存続できるわけ

「洋服の青山が存続できる理由」は以下の5つです。
洋服の青山がなぜ潰れないで存続できるのか知りたい方は必見です。
量販店大手で資金力がある
洋服の青山が潰れない理由として【業界最大手の資金力がある】ことが挙げられます。
運営会社の青山商事株式会社は東証プライム上場企業としての信用力があるからです。
自己資本比率は40%を超えており、借入金に依存しない健全な財務構造。

短期的な業績の悪化があっても、資金力があるため中長期的な事業転換を図ることが可能です。
一時的な市場の逆風があっても耐えるだけの財務的余裕があり、攻めの投資に転じられる体制が洋服の青山を支えています。
ほとんどの確率で売れる
次に高い購買率を誇る点が挙げられます。
洋服の青山に来店する時点で、すでに「スーツを購入しよう」と意向が固まっている人が大半だからです。

一般的なアパレルショップとは以下のように来店する動機が異なります。
- 一般的な衣料店:何か良いものがあれば購入したい
- 洋服の青山:スーツが必要である
カジュアル衣料店はウィンドウショッピングで終わる可能性も十分にあります。
スーツという明確なニーズを持つ顧客層をターゲットにしている洋服の青山は来店客を高い確率で購入に結びつけるのです。
客単価が高い
洋服の青山が長くビジネスを継続できている大きな要因は【客単価の高さ】が挙げられます。
スーツや礼服といった高額な衣類は1人の顧客が購入するだけで数万円規模の売上が見込めるからです。
加えてスーツ本体だけでなく、以下のような関連商品を同時に購入するケースが大半です。
- ワイシャツ
- ネクタイ
- 革靴

数を売らなければ利益を確保しづらい、一般的なアパレル業界とは収益の構造が異なります。
洋服の青山では2024年3月期に客単価が3万1764円でした。
参照元:2024年3月期 決算短信
客足が少なくても1人あたりの売上が高いことで、全体の業績を支えています。
法人向けユニフォーム事業を展開している
洋服の青山が安定した経営を続けられている理由の1つは法人向けユニフォーム事業の展開です。
法人向けユニフォーム事業は企業や学校などの長期的な取引を基盤として、安定した需要を確保できるからです。

洋服の青山のユニフォーム事業は500社以上の企業と取引があります。
業種例は以下のとおりです。
- タクシー会社
- 飲食店
- 大手航空会社
洋服の青山は長年培ってきたスーツ製造のノウハウを活かし、耐久性や機能性に優れたユニフォームを提供することで、顧客からの信頼を獲得しています。
別の事業も行っている
最後にスーツ販売だけに依存せず、他の分野にも力を入れている点が挙げられます。
運営元の青山商事は衣料品販売以外の分野にも事業を展開しているからです。
事業の例は以下のとおり。
- 不動産事業
- 飲食店経営
- 金融サービス

特定の業種に収益を依存しない経営体制は企業にとって重要なリスク分散策となります。
新しい事業に積極的に挑戦する姿勢が長期にわたって存続できている大きな理由です。
洋服の青山はなぜ潰れないのか以外によくある質問

- Q.なぜやばいと言われているの?
-
洋服の青山がやばいと言われる理由は過去の不祥事やリストラによるネガティブなイメージです。
消費者や従業員の間で、将来の安定性や雇用環境に対する不安が広がっているからです。
具体的には以下の不祥事や問題が報道されています。
- 名ばかり管理職訴訟
- 店舗の大量閉鎖
- 早期退職
しかし、近年はカジュアルウェアやオンライン販売の強化を図るなど、経営改善の取り組みを進めています。
近年は大きな不祥事が減っているので「やばくはない」といえるでしょう。
- Q.洋服の青山で具体的にあったクレームは?
-
洋服の青山では接客対応を中心としたクレームがあります。
接客の質が安定せず、トラブルが発生しやすいからです。
具体的なクレーム例は以下のとおり。
- サイズ調整トラブル:無料修正を2回依頼しても改善されない
- 接客対応の問題:予算希望を無視する提案があった
- オンラインショップの対応:出荷が遅い
カスタマーセンターを設け、カスタマーハラスメントの方針を制定するなど、クレームに対応しています。
洋服の青山が消費者の声を経営改善に活用し、接客研修を強化するなどすれば、状況が改善するでしょう。
- Q.ほかに有名企業で潰れるとウワサされているのは?
-
なぜ潰れないのか疑問に思われているのは以下の通り。
- 志摩スペイン村
- 週刊文春
- 戸塚ヨットスクール
とくに【志摩スペイン村】はあまり楽しくないといった声が見られます。
批判的な意見が見られるので「潰れないのか」疑問に思う人が多いのです。
なぜ潰れてないかは下記で詳しく紹介しているので、興味がある人はご覧ください。
あわせて読みたい志摩スペイン村はなぜ潰れないの?がっかり・もうすぐ無くなるなどの批判がある理由あわせて読みたい週刊文春はなぜ潰れないのか?なぜ訴えられないのかと潰す方法があるかを紹介あわせて読みたい戸塚ヨットスクールはなぜ潰れないの?存続している理由と現在の状況を合わせて解説
まとめ:洋服の青山が潰れない理由は単価が高くて需要があるから

本記事では、洋服の青山がなぜ潰れないのか理由について解説しました。
結論、単価が高くて需要が一定数あるからです。(世界1位の実績もあり)

さらに洋服の青山の大元の企業は【ほかの事業も並行して進める】なども進めています。
悪評については内部の見直しがされています。
まとめると、洋服の青山は需要のあるスーツにてトップ企業なので潰れていないのです。