親に仕送りするのはおかしい?不思議がられる理由について徹底解説
親に仕送りするのはおかしいの?
どれくらいの人が仕送りしているの?
など親への仕送り事情について気になっている人は多いでしょう。
そこで本記事では、親へ仕送りしているとおかしいと言われる理由について解説します。
本記事は以下のような人にオススメです
実際にしている人の割合も紹介するので「仕送りしている人の割合を知りたい」という人も、ぜひ最後までご覧ください。
親に仕送りはおかしい?平均額がいくらか紹介
結論、親への仕送り額は年齢によって異なります。
厚生労働省「令和4年の国民生活基礎調査」によると、親に仕送りしている額は基本的に10万円以上仕送りしている世帯が多い傾向があります。
つまり、親へ仕送りしている人は【10万円前後】を振り込んでいると言えるでしょう。
10万円というと、会社員始めたての給与の半分近い金額。
そのため、お金がないギリギリの生活をしている人からすると「おかしい」と思われてしまうと言えます。
おかしい?親に仕送りしている人の割合
結論、親へ仕送りをしている人の割合は、約50人に1人です。
実際、厚生労働省の「令和元年国民生活基礎調査」によると、親への仕送りをしている割合は2.3%となっています。
つまり多くの人が、親に仕送りするケースはほとんどないと言えます。
したがって、親に仕送りしている人は【していない人】から見ると「おかしい」と言われてしまうのでしょう。
親に仕送りするのがおかしいと言われる理由
本章では「親に仕送りするのがおかしいと言われる理由」を6つ紹介します。
それぞれ順に解説していきます。
同居しているわけではない
親に仕送りしているのがおかしいと言われる理由として、同居していないことが挙げられます。
実家で暮らさせてもらっているのであれば、仕送り(お金を支払う)するは当たり前です。
しかし、同居していないのであれば、仕送りする必要はありません。
例えば、飲食店でご飯を食べたらお金を支払うのは当たり前。
一方でご飯を食べていないのに、お金を請求されたらほとんどの人は違和感を感じるでしょう。
つまり、同居していないのに、親に仕送りをしているのは飲食店の例と同じ状況です。
したがって、同居していないで親に仕送りしているとおかしいと言われてしまうのです。
自分の生活で精一杯
また、自分の生活で精一杯な点も、親へ仕送りするのがおかしいと言われる理由として挙げられます。
もちろん、親のことを思って仕送りしているのは良いことですが、自分の生活が苦しくなるなら本末転倒です。
加えて、自分の子どもが苦しい思いをしながら、仕送りをしているのを見て「嬉しい」と感じる人はいないでしょう。
特に近年は【物価の上昇】と【給与が上がらない】ことで、生活が苦しい若者がたくさんいます。
そんな中、親へ仕送りして生活が苦しいとなると、世間から「おかしい」という意見が挙がってしまうのです。
親が好きでないのに協力している
また、親が好きでないから協力したくないのに、要求される点もおかしいという意見になる理由です。
もちろん、誰しもが人間なので【好き・嫌い】はあります。
血の繋がった兄弟や家族も例外ではありません。
当たり前ですが、嫌いな人へ協力しているのは良いことですが、側からみれば【おかしな行為】です。
そのため、親が好きでないのに仕送り(協力)している姿を見て「おかしい」と言われてしまうのです。
十分に良い生活ができている
親が十分に良い生活ができているのに、仕送りをしている点もおかしいと言われる理由です。
十分に良い生活とは、例えば以下のようなものが挙げられます。
- 旅行
- 外食
- 都内に住んでる
つまり、周りと比べて良い生活をしているのに「なんで親へ仕送りしているの?」と子ども側が思ってしまうのです。
したがって、親へ仕送りしているのは「おかしい」といった感情が芽生えてしまうのです。
周りはしていない
さらに周りは親への仕送りをしていない点も、おかしいといった意見になる理由として挙げられます。
周りがしていないのに、やっているからです。
例えば、周りは塾へ行って勉強をしているのに対して、自分はしていない場合、違和感を感じられるでしょう。
周りの常識は【塾へ行って勉強することが当たり前となっている】からです。
つまり、親への仕送りも同様に周りがしていなければ「おかしい」と言われます。
実際、厚生労働省のデータによると、親へ仕送りしているのはわずか50人に1人と非常に少ない割合。
したがって、親への仕送りをしている人は珍しいので「おかしい」と言われてしまうのです。
ほとんど働いていないのにせがまれる
また、ほとんど働いていないのに、親が仕送りを要求してくる点もおかしいと言われる理由です。
親自身が頑張っていないのに、お金を要求しているから。
つまり、仕送りを要求されている方からすれば「まず働けば良いのでは?」という考えになってしまうのです。
また「楽をしようとしている」といった違和感も感じるでしょう。
したがって、仕送りをする側からすれば「おかしい」といった意見になってしまうのです。
まとめ:親に仕送りしているのは世間的に見るとおかしい
本記事では、親に仕送りしているのがおかしいと言われる理由について解説しました。
結論、周りにしている人がほとんどいないからです。
特に若くして【自分の生活が厳しくて仕送りしている】のはおかしな話。
また、同居していないのであれば、家にお金を入れる理由は基本的にありません。
そのため、親に仕送りしている人は「おかしい」といった意見になってしまうと言えます。